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電力の自給方法 その2

前回【電力の自給方法】の続きです。

前回紹介した磁石発電と同じかそれ以上に有力な発電方法が、

フライホイール発電です。

これは、オーストラリアの技術者

Chas Campbell(チャッシュ キャンプベル)が発明したものです。


磁石発電が、磁石の中に蓄えられた磁力エネルギーを利用しているのに対し、

フライホイール発電は、フライホイールに蓄えられた回転運動エネルギーを利用しています。


理論の分かりやすさは、磁石発電に劣りますが、

後述するように装置の構造を単純化できれば、

もっとも普及の可能性のある半永久機関です。



さて、この装置を普及するためには、

誰でも理解できる理論にもとづく

誰でも再現可能な装置でなくてはなりません。



磁石発電やフライホイール発電などの

半永久機関(フリーエネルギー装置)がなかなか普及しないのは、

この世界の支配者たちによって

そういった技術が弾圧されてきたという理由
も大きいですが、

多くの人々がその理論を理解できないがゆえに、

その存在を信じようとしなかったという理由
も大きいでしょう。

ですから、理論がより分かりやすい装置ほどよいのです。


磁石発電が分かりやすいのは、

2つの磁石の同極同士を近づけると反発するということを誰もが理解しているからです。

あの反発力を回転運動に生かせれば、

そこからエネルギーを手に入れることができると誰もが簡単に理解できるのです。


一方、フライホイール発電は、少し考えないとその理論が理解できません。

実際、私もそうでした。

フライホイールとは、要するに円盤のことで、それ以上の特殊な構造などありません。

発電機とモーターの間に円盤をはさみ、

発電機とモーターがお互いを回転させるようにするだけで半永久機関ができる
と言われても、

多くの人は「そんなバカな」と相手にしないでしょう。


私の場合、理論は分からないけれど、実際に機能している装置を目にして、

「これはどういうことなのだ?」と考える時間が少し必要でした。


それでも理論を理解するまで考えようと思ったのは、

フリーホイール発電の再現性ゆえです。


調べてみると、チャッシュ以外の人々でも

装置を再現することに成功している
のです。

↑ ルーマニアのvaly valentin vel(ヴァリィ ヴァレンティン ヴェル)が製作したもの。


↑ 製作者は不明ですが、チャッシュの装置の再現です。


↑ メキシコのOscar Garcia(オスカー ガルシア)が製作したもの。


他にも、「flywheel free energy」で検索すると、同様のビデオがたくさん出てきます。

多くの人たちが再現可能な技術ということは、

それは本物だということです。


これらのビデオを見た人なら、

チャッシュの装置は構造が不必要に複雑で、理論が分かりにくいと思ったはずです。

その原因は不必要なベルトと円盤が多すぎることです。

次のビデオは、フライホイール発電装置の構造をオスカーが単純化したものです。


これでも、まだベルトが邪魔です。

もっとも単純化するには、
(モーター)(円盤)(発電機)の順で一直線に連結し、

エネルギーが

モーター⇒円盤⇒発電機⇒モーター⇒……以下、

無限に増幅されながら循環するように設計すればよいのです。

イメージ図
フリーホイール発電

これで装置の構造が非常に分かりやすくなったと思います。


それでは、この装置がエネルギーを増幅しながら

無限に循環させられる理論を説明しましょう。


その秘密は、

モーターと発電機を繋ぐ回転軸と円盤とが一体化していることにあります。

そのおかげで、モーターが発電機を回転させると「同時に」、

円盤を回転させ、円盤に運動エネルギーを蓄えることができます。


「同時に」というのが最大のポイントで、

円盤へのエネルギー補充と

発電機の回転を

「同じ運動エネルギー」で行うことができるのです。


たとえば、エネルギー保存効率が70%の円盤
【参考:東工大図書館データベースからの資料2ページ目

エネルギー変換効率80%のモーターと発電機(使い方が逆なだけで、実質同じもの)
【参考:東海大 木村研究室

を使い、その他のエネルギー損失はないものとします。

そして、最初に外部から力を加えて円盤を十分加速させると、

円盤は回転運動エネルギーを瞬間的には失いにくい状態になります。

これは、回転の中心から遠くにあるものほど動かすのが大変な反面、

一度動き出すと止めるのも大変
という性質によるものです。
【参考:慣性モーメント

このとき、モーターを動かすために外部から注入されている力を100とすると、

100   ⇒  80 ⇒  80  ⇒  64
                        ↓
モーター ⇒ 円盤 ⇒ 発電機 ⇒ モーター
                        ↑
保存      56  ⇒  56  ⇒ 44.8    

となり、100の入力から

64+44.8=108.8のエネルギーが得られるのです。

これは、本当にざっくりした計算ですが、

起きているエネルギーのやりとりは大体こういうことです。

つまり、円盤が2つめのモーターの役割を果たしているのです。


「出力が入力を上回るなんてありえない!」と否定する人は、

木の枝の先にぶら下がってみるといいでしょう。

大きくたわむはずです。

もしかしたら、枝が折れるかもしれません。

その次に、木の枝の付け根に乗ってみましょう。

あまりたわまないはずです。


同じ重さでも加える場所が違うと

重さを支えている場所に加わる力は何倍も違うのです。


これと同じことが円盤でも起きているのです。

円盤のふちが木の枝の先、

円盤の中心が木の枝の付け根にあたります。


発電機を回す際に、円盤の中心に負荷がかかるため、

円盤の回転を止めようと働きますが、

円盤の中心に対して働く回転運動エネルギーは

円盤のふちに近づくにつれて何倍にも大きくなります。

この働きによって、エネルギーが増幅され、

「出力が入力を上回っている」のです。



さて、理論の説明はこれぐらいで充分でしょう。

あとは実践あるのみ。

みんなでフライホイール発電機をつくりましょう!

成功例が増えれば増えるほど普及の波は加速していきます。

とりあえず私はつくってみますよ!


次回は、少し違った視点から別の発電方法を紹介します。



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  1. 2016/06/21(火) 21:00:58|
  2. 自給自足
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